私は結婚式で両親への花束贈呈の時に、体重ベアを感謝の手紙と共に贈ったことがあります。
もちろん挙式当日までは両親には内緒にしていて、式当日に花束と共に両親の目の前にいきなり差し出したのです。
最初はただのぬいぐるみだと思っていた両親に「このくまのぬいぐるみは私が生まれた時と同じ大きさなんだよ」と伝えると、母はそのぬいぐるみを胸に抱きながらしみじみと「こんなに重かったんだねぇ」と目を潤ませていたのでした。
この時の思い出は今でもはっきりと覚えていて、花束だけを贈るのではなく体重ベアを添えて良かったなと思っています。
というよりも体重ベアの方がメインで花束はおまけといった感じでした。
さて、そんな体重ベアですが結婚式の後しばらくは両親の暮らす実家のリビングにちょこんと可愛らしく飾ってありました。
ところが私に子供が生まれてからというもの、我が子の良い遊び相手となっています。
幼い我が子にしてみればやや大きなぬいぐるみですが、それに抱きついたり一緒に眠ったりして、私たち夫婦と両親を和ませてくれています。
まだ子供は幼いため、母である私が生まれた時の体重だと教えてもピンと来ていないようですが、もう少し成長したらしっかり教えてあげたいと思います。
そしてできれば今度は我が子の体重ベアも制作してあげたいなと思っています。
一応誕生日のプレゼントとして贈ろうと考えていますから、いずれは実家にある体重ベアに仲間ができることになりますね。