今から数年前に私たち夫婦は結婚をしました。
その結婚した時に私と主人の両親それぞれに体重ベアを贈ったことがあります。
ただ体重ベアを贈る時には夫婦それぞれの生まれた時の体重の重さがというのは内緒にして手渡しました。
なのでどちらの両親も最初はただのぬいぐるみだと思ったようです。
そこでこのぬいぐるみを抱いて何か気づくことはない?と聞いたのですが、まさか私と主人が生まれた時の体重に調整したぬいぐるみだとは思わなかったようで、結局私自ら「これは体重ベアと言って私と主人が生まれた時の体重なんだよ」と種明かしをしたのでした。
するとどちらの両親もそんなぬいぐるみがあるのかと驚いてくれ、その後はひとしきり私たち新米夫婦の子供だった頃の話で盛り上がりました。
このように体重ベアというのはただ単に両親への贈り物として最適なだけではなく、そこから思い出話に花を咲かすことができます。
もちろん生まれてすぐの記憶など私自身はあるわけないのですが、両親からあらためていろいろと当時のエピソードを聞くことができました。
そう考えると体重ベアを贈ること自体が親孝行というよりも、こうやって両親からの話を聞くことのほうが親孝行なのかもしれませんね。
実際、私が生まれた頃の話を語る両親の顔はすごく嬉しそうで、愛情を再確認できたように思います。
そして今度は私が結婚し、子供を産み、いずれその子供が成長した時には両親のように私も我が子が生まれた頃の話を聞かせてあげたいなと思っています。