明日で、もうすぐ1歳になりますね。
これから大きくなっていく中で、生まれた頃の自分がわかるように、体重ベアを送ります。
きっと、ママの方が、あなたが元気に成長してくれていることを、体重ベアを見るたびに感謝することになりそうです。
せっかくだから忘れないように、あなたが生まれるまでのことを、お手紙に書いておきます。
あなたがママの所に来てくれるまで、たくさんの時間がかかりました。
やっと、あなたがママのお腹の中に来てくれたと分かった時、涙があふれてとまらなかったこと、今でも忘れられません。
お腹がだんだんと大きくなるのと一緒に、ママも少しずつ「ママ」に成長していったんですよ。最初から「ママ」ではないのは、当たり前ですね。
あなたが初めてママのお腹を蹴った時、「とっても元気がいいのね」といつも笑顔になれました。
元気が良すぎて、お腹が痛くなる時もあったけど、あれほどお腹が痛いことを幸せだと思ったことはありません。
お腹を蹴るのが少ないと、「今日はどうしたのかな?」と心配になり、何度もお腹に手をのせて「元気?」と話しかけたりして、ドキドキしていました。
あなたは大きくなるのが速くて、産まれる予定日はまだなのに、「もう生まれていいよ」と病院の先生に言われるほどでした。
「早く生まれておいで」とママが声をかけると、予定日よりも早く生まれたんですよ。
ママの声を、お腹の中でよく聞いていたんですね。
生まれてくる時間もとっても速くて、「親孝行だね」とみんなに褒められました。
あなたが生まれてきてくれて、毎日が初めてのことばかりで、一緒に笑ったり泣いたりしましたね。
体重ベアを見るたびに、思い出しそうです。
これからも、笑顔で元気に大きくなってください。
ママの所に生まれてくれて、ありがとう。