私の体重ベアとの出会いは娘が生まれて、姉からプレゼントされた時のことです。
3歳上の姉は子育ての先輩です。
私に赤ちゃんができた時から喜んでくれて、何か記念に残るようなものをプレゼントしたくて、ネットで調べてくれたようです。
姉自身体重ベアのことは知らなかったのですが、「生まれた時の体重で作るぬいぐるみ」というところに何か貴重なものを感じたそうです。
姉が私のために内緒で考えてくれていたことを思うと、とても嬉しいです。
娘は今3歳になりました。
私にとって初めての子育て体験。
娘は大変可愛く思うのですが、毎日の育児は楽しいことばかりではありません。
泣いたりグズッたり。
自分の育児はこれでいいのかしら、と不安に思ったり。時にはつい娘に対してイライラしてしまう自分に自己嫌悪・・
そんな時に私はなるべく体重ベアを抱っこします。
すると、ああ・・忘れていたけれど、娘が生まれたばかり、初めて娘を抱っこした時の感覚が蘇ります。
こんなに小さかったのに、こんなに大きくなって。
私がここまで娘を育てたんだ、よくやったな・・という気持ちになり自信が戻ってきます。
きっと同じく大変だった姉が自分のために用意してくれた気持ちも思い出すと、もう一度嬉しく思いますし、姉のように頑張ろうと思えるのです。
娘は言葉も上手になり、体重ベアに「くまちゃん」と名前を付けて呼んでいます。
まだ姉妹がいないので、体重ベアは娘の良いお友達みたいです。
「くまちゃん、ごはんたべる? はい。あーん!」と毎日お世話しています。そんな娘を見ているとほのぼのします。
これからも、くまちゃんに見守られながら娘は大きくなっていきます。娘の成長にはいろんなことがあるでしょう。
姉からもらった体重ベアを大切にして、いつか娘が結婚する時に娘に渡すのが私の夢です。お姉ちゃん、素敵なプレゼントをありがとう。