体重ベアといって思い出すものは定番ではあるけれどやっぱり結婚式ですね。前夫との結婚式のときは姑の意向で、高級ホテルでの結婚披露宴をやりました。人数的には少ないものの、やることなすことが豪華!その中に両親へのサプライズとして、私たちは体重ベアを提案しました。
ベアは色やデザインがいろいろありました。大きさも何種類かありました。表情もそれぞれ違って、どれも可愛いものばかり。ベアの毛の色はブラックからブラウン、ホワイトもありました。リボンも何種類もあるなかから選べます。もちろんオーダーもできましたが、わたしはブラウン、彼はライトブラウンの色のベアを選びました。リボンはそれぞれ赤と緑で。体重を縫い付ける場所ですが、片足にまとめて名前と体重と生年月日を縫い付ける方法と、両足に縫い付ける方法がありましたが、わたしたちは片足にまとめて縫い付ける方法にしました。
結婚式当日は、新郎新婦からの両親へのサプライズプレゼントとして、両親への手紙と体重ベアをプレゼントしました。手紙で父親が泣き、体重ベアで両家の母親が泣いていました。「こんなに重かったんだね。もう忘れてたよ。」涙を流して、照れ笑いしながら言った母親の姿は一生忘れることができません。サプライズも大成功し、思い出深いものになりました。私も嬉しかったですね。
今は別な夫と結婚していますが、結婚式も披露宴もしていないので何もないです。でも体重ベアは私の両親の寝室に今でも飾られてあります。見るたびにいろいろ思い出しますが、本当にいい思い出です。
これから披露宴をお考えになっている方がいたら、本当にオススメです。あくまで私の個人的見解ですが、育児をしていると成長する我が子が本当に嬉しいものです。その反面、ついこの間までオムツをはいていたのに…と思うと、寂しく感じるときもあります。その子供が将来、自分に体重ベアを贈ってくれたら、それまで子供と一緒に過ごした時間が一気に思い出されます。きっとそれは想像できないですね。親子の絆を強めること間違いなしです。